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教育基本法は短い
キョートット出版

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現行の教育基本法は短い。それで、A4一枚にレイアウトしてみました。同志社の講演会で、大江健三郎さんが今の教育基本法を胸ポケットに入れて持ち歩く、といっていたらしいですが、そういうことも出来るレイアウトになっています。(pdf)
http://kyototto.com/kyoikukihonhou.pdf

教育基本法、改めて読んでみました。

1 一番で出しの、われら、というのは日本国民のことでしょう。だから、教育は国民のものだということです。国民はどうしなくてはいけない、ということではなく、役所はこうしなくてはいけないということが書いてある。そのへんが、教育憲法といわれるゆえんだろう。
つまり、普通の法律はだいたい、国民に対するルールであることが多いけど、憲法は逆に人民が自分たちの自由を守るために、国家や役所など権力の行使を制限するもの。

それが一番はっきり書いてあるのが、10条。

第十条(教育行政)

教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負つて行われるべきものである。

教育行政は、この自覚のもとに、教育の目的を遂行するに必要な諸条件の整備確立を目標として行われなければならない。

1項が少々わかりにくいけど、全体の主語が国民であること、また、不当な支配にもちろん国家による支配が含まれること。

つまり、国や役所は、教育に金は出さなくてはいけないが、口は出すな、ということ。

いろんな教育をする自由が認められている。だから、指導要領というのがあるのは本来ならおかしいのだか、それはあくまで要領であって、強制ではない。

さて、この教育基本法を変えるというのだけど、もう、それは「われら」なんで言葉で始まる、憲法の一部のような法律です、どうかんがえても、国民の広い議論の中で直接国民投票で決定しなくてはいけないくらいのものです。

そして、今週にも決定しそうな改正案はつぎはぎの気持ちの入っていないつまらないもの。その中で、たくみに憲法的要素がなくなって、あーしろこーしろという法律になっているようです。
とくに10条、教育は……法律で定めるところにより行う、という文面が入ってしまい、政府がいくらでも介入できるようになっている。

そんな改正をするくらいなら、教育基本法なくした方がいいです。

今、現在、教育基本法「改正」情報センターで緊急のweb署名を集めています。私も署名してきました。
http://www.stop-ner.jp/
少々わかりにくいHPなので、書きますと、
改正案の問題点など書いたアピールは、
http://www.stop-ner.jp/061206shomei.htm
その署名は、こちら
http://www.fleic.dyndns.org/cgi-bin/appeal1206.cgi
です。

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