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パンスターフェリー(panstar ferry)、
キョートット出版

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@kyototto
BLOG
キョートットの本

実は10日ほど韓国に行っていました。

韓国ではスクオットを目論むアナーキストアーティストたちに出会ったり、みさこさんの本が好評で、Dearキクチさん・コリアンエディションの話が出たり、など、刺激的で面白かった。
気分はかなりハイにアナーキーになっています。そんな話はおいおい書くとして、帰りの船の話から。

帰りの船は、パンスターフェリー(panstar ferry)、釜山から大阪行きです。どうもお客さんは学生たちの若いグループとお年寄りたちのグループ、それがほとんど100%韓国の人。
普通は船に乗ると、半分くらい行く先の土地のにおいがする。でも、ここには大阪は感じられない。
ロビーにピアノがあり、船内はやけにきらきらときれいです。それは、どうも韓国の人の持っている日本のイメージを表しているような感じがしました。自販機のビールは金色のキリン一番搾り。でも、船内に大阪の安い宿、というパンフがあり、それは西成のドヤ街にあるホテルの案内であったりして、急にリアル大阪を見つけたりもする。

わくわくした感じが船内にただよっています。
お風呂もきれいで、韓国らしいしっかり効く感じのサウナがあります。
風呂からあがると、上のレストランの方から、テクノ調の爆音が、、、パンスター・フェスティバルが始まるとのこと。早速、行ってみるが、最初は客はまばらでしたが、司会者がステージに上がり、カラオケがはじまる。
そのカラオケ、船員さんが歌うのです、きれいな女の船員さんが制服のまま、かなり決めて歌う、やけにうまい、お客さんもなんとなく盛り上がってくる、次も、船員さん、フィリピンのきれいな男の船員さん、この人もうまい。
そのあと、ジャスバンドの演奏、手品などある。
フェスティバルが終わると、甲板にでてすばらしい夜景を楽しみましょうという内容の放送が。
すると、もう、そこは関門海峡で、下関と北九州の夜景が見えるのです。釜山から思ったよりすぐ、です、でも日本の夜景は、韓国の派手な電飾に慣れると、寂しくかんじる。
船は関門大橋の下を通る。写真をとったりしてみな盛り上がる。
で、夜1時まで、甲板で屋台が開かれる。
パンスターなかなかやるな、
グット・クルージング、客のこころをつかむいい演出でした。

遅起きをすると、もう大阪湾です。取り囲むように神戸、大阪の街がみえ、やはり船はいいなあ、他のお客さんたちの興奮が移ってくる。

日本の税関はどこか陰気です。
地下鉄中央線では、ちょっと切符の買い方を教えた韓国の学生グループが前に座っていた。中央線は途中、地上にでる。学生たちのそのわくわくした顔を見るとそんないいとこでもないよ、といいたくなるけど、でも私も彼らの3分の1くらいわくわくしているかもしれない。

車窓から見える日本の景色、白が目立つ。
それが汚い。これは15年くらい前イタリアから帰ったときにも感じたことで、車窓からみえる景色が不快でしょうがなかった。
白とは色がないことだ。自然は色で彩られ、色がない(白)は、ほとんどない。
微妙な色の変化をもつ美しい自然が、白い建物、白い車で汚されていく。
なぜ、色をつけない?
キャンパスの白はそこに色を塗るためにある。そこに色を塗ってこそ、調和がうまれる。
色を塗らないこと、それは主張をしないことで、それが無難だと思っているのだろうか。でも、それは欠損でしかない。
みな主張しない、それが多数の欠損となって、自然を穴だらけにしていまう。大きな暴力だ。そんなことを考え始めると、
ああ、嫌なところに戻ってきてしまった、と思う。
(もともとは、世界でも稀な美しく微妙な自然、それを街の中にも取り入れる調和させるというすばらしい文化をもっていたはずなのに。)

というわけで、ここを、もっと面白くしたい、韓国で刺激を受けてそんな気持ちになっています。

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comments
  1. cheerme Says:

    恭平さんの日記を読んだら、韓国に行くとかじゃなくてとにかくパンスター・フェリーに乗りたいと思ってしまいました。
    船酔いに弱いのだが・・・

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