No! 門川(かどかわ)大作 – 京都市長選
これは、12年前の市長選のときに、キョートット出版のサイトに書いた文章です。
このときは、門川氏は新人で、とんでもない人が候補になってしまったという危機感をもって書いています。
ここに書いた2つの裁判、両方とも門川氏の敗訴で終わっています。
実際に市長になった様子を見ると、節操のない人だな、というのが一番の感想です。
とにかく、No!門川という気持ちはかわらないので、再掲します。
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京都市の有権者のみなさんへ、
前教育長の門川(かどかわ)さんはNO、だとおもいます。
とにかく、この人、ちょっと前まで教育長だったんですが、そのときやっていた事が本当にひどい。そんな人が自民、民主、公明、社民までの推薦を受けて、市長に立候補しようとしている。
京都の教育行政と対峙してきて、門川教育長のひどさを身にしみている感じている、心の教育はいらない!市民会議の人たちがこんな人が市長になったら大変と訴えています。その訴えを参考に以下書いていきます。
(計4件の裁判が進行中)
まず、門川教育長は安倍政権の教育再生会議のメンバーでもありました。
国会でも、「”美しい国づくり”が教育の分野でも大きな課題になってきました」と押してするべしな発言。
裁判の1つは、あの教育基本法改正のときのタウンミーティングについてです。
タウンミーティング、全国的にひどかったと思いますが、京都の親子タウンミーティングはとくにひどかった。
抽選といいながら、反対意見を言いそうな親子を意図的に排除した、というもの。ひどい、思想弾圧です。(ちなみにこの話を始めて聞いたとき、なんかオサマデイラディンさんばりのテロリストが応募者にいたのかな、と思いましたが、さにあらず、それは私よ、と知ってる人でした。いい人です。)
でも、それだけでない、もともと応募者が定員に達してなかったようなのです。
でも、その人だけ落とすとばれるから、他の人も落選させた。すると、定員より少ないから、ダミーの教育委員会の人を多数、(締め切り後に応募、当日に参加を認められた人もいるようだ)混ぜた。
(それでも200人定員のところ、ダミーいれても結局144人しか参加者がいなかったという。)
ああ、何のための抽選か!
それだけではない、発言内容もやらせだったぽい。それも、子供たちまで。発言者は最初から依頼されており、そしてその発言内容を事前にチェックしていた、という。
広く国民から意見を聞くためといっていた、公聴会がこんなんだったとは。
そして、この京都のタウンミーティング問題が、あの教育基本法改正強行採決10分前に参議院で議論されていた、ということを今知りました。
http://sugakita.hp.infoseek.co.jp/newpage127.htm
(こころの教育はいらない市民会議のHPより)
社民党近藤議員の追及の様子が読めます。
このブログでも書きましたが、私は、そのとき反対をしに国会前に行っていました。人は結構あつまっていました。もう暗くなっていて、高い塀の向こうにある明かりのついた参議院を思い出します。
中では、こんな議論がされていたんだ、と知り、心があつくなってきました。
このタウンミーティングにいくらお金がかかっていると思いますか?
1410万円とのこと。他のタウンミーティングに比べても異常に高額、会場も無料だったといいますし、普通にやっていたらそんなにお金はかからないはず。ダミーへの謝礼とかにも使ったのではないでしょうか? 不正をして、自分たちの都合のよいようにするためのお金だった?
こういうお金の使い方、
門川教育長の、京都の教育改革と似ている感じがします。
そういうことばかりなのです。
この12月に、パイオニア委託事業をめぐる裁判で、
門川前教育長に7,168万円の損害賠償という、判決が京都地裁ででました。
これは、校長の推薦を受けた教員は市から5万円もらえるという事業。つまりよく言うことを聞いていたらお金がもらえるということです。そのほかの似たような事業もあわせて、2億円もの公金が使われていたとのこと。
お金を不平等に配って、わざと格差をつくる。
それは、いうことを聞かせるためのように感じます。
それで、京都もみんな君が代を歌うようになった、と教育再生会議で自慢したりするわけです。
そんな勝手な使われ方をするなら、市税を払うのがばかばかしくなってきます。
もし、門川さんが市長になったら、もう市税を払うのはやめた方がいいんではないか、そんな気がします。
PS タウンミーティングの件、私は内閣府の調査報告書を参考に書きましたが、現在、裁判で係争中で、京都市教育委員会(責任者は門川教育長)は関与を否定しているようです。共催だったわけですし、わたしにはそれはありえないように思えます。
PS 事実誤認などあれば教えてください。(コメントは削除することもあります。)
PS しかし、京都の左翼政党はなさけない。 そして、部落問題のことも書きたいと思っています。