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11月29日、京都で「慰安婦」被害者の証言集会
キョートット出版

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キョートットの本

11月29日、京都ひとまち交流館で「慰安婦」被害者の証言集会があります。
http://shogenkyoto.blog70.fc2.com/
韓国「ナヌムの家」から姜日出(カン・イルチュル)さんが来てくださるとのこと。
証言集会というのは本当に格別な場です。
(1時半からですが、混乱が予想されるので、早めに来て中に入ってほしいとのことです。)

「慰安婦」問題――民族差別、女性差別、売春婦差別が幾重にもからみタブーにされ、沈黙を強いられてきたこと。
被害体験を語ること、それはまた自分を傷つけることでもある。しかし、語らなければ、ないことにされてしまう。勇気とか尊厳にかけて語る。
「沈黙の歴史をやぶって」
これは、女性国際戦犯法廷の記録のタイトルですが、まさにそう。
(この映像は、本当に本当に感動的です。)

証言集会というのは、
告発の場であると同時に、回復の場であり、共感の場です。

今回それを妨害するといっているグループがあるという。許せません。私は、怒りがわいてわいて仕方ありません。

ともかく、みんなで証言集会に行って、そこを素敵な場にしましょう。

以下、2年前ナヌムの家に行った時のレポートの断片です。まとめようと思ったいたのですが、そのままになっていました。全くの書きかけです。

***

ナヌムの家にいってきました。
http://www.nanum.org/jp/index.html

ナヌムの家とは、従軍慰安婦だったハルモニ(おばあさん)たちが共同生活をしているところで、歴史資料館も併設しています。
ナヌムの家という心に残る映画もありました。

佐々木さんの知り合いのk先生に連れて行ってもらいました。kさんは日本文化の研究者で10年以上前、日本に留学中に佐々木さんの家の人たちと親しくしていたといいます。
現在のナヌムの家はなかなか行きにくいのです、ソウルからバスにのって、それからタクシーにのって、しないといかれない。
先生の車は太いハイウェイを飛ばしていく。
下におり、のどかな川沿いの道をいく、ナヌムの家の道標が見えたら、もう昼過ぎ、ご飯でも、ということに。
わたしは、昨日のパーティーの酒がのこり、二日酔い気味で、軽くおかゆなどがいい、といっていました、
ここにはおかゆもありますと、先生が選んだ、店は、鴨料理の店でした。
先生は店の人となんやら話をしています。どうもご飯ができるのに時間がかかるようです。
みなで、道を渡って、川を見に行きました。よく晴れて気持ちいい日、のどかな川には向こうに鴨が泳いでいました。

さて鴨のおかゆです、それは、大きな鍋をあけると、おかゆの真ん中にお腹に朝鮮人参などが詰められた鴨がまる一匹入っていました。とてもうまい‥‥(ここの水キムチもうまかった)

日本人にどこか案内しましょうときいて、ナヌムの家に行きたいといわれたのは初めてだ、旧朝鮮総督府を案内したことはあったけれど、‥‥
実は、私もはじめて、うちの学生でよく行くのもいるので、私も一度行きたいと思っていたのです。

資料館を見た中で一番印象が強かったのが、慰安所を復元した小部屋です。そこに入ることができます。
そこに入ると、しめつけられるような気がしました。
苦しさ、絶望感、孤独感、が伝わってくるようでした。
木のベッド、壁の色、たらい、
ハルモニ(おばあさん)たちが、記憶をたどりたどり、語り、そこは作られたと思えた。
記憶のひだ、のようなもの。50年以上前の記憶。その大変な記憶を思い出していくという作業。

思い出すこと、語られること。

絵。
ハルモニたちの描く絵。
(広島の原爆記念館を思い出す。私が数ある展示の中で、一番印象に残ったのが、被爆者たちの描いた絵だった。)

多くの文書類はどさくさの中、焼却され、多くの人たちが死に、または沈黙している中、
事実は、彼女らの記憶の中にこそある。

女性国際戦犯法廷
http://www1.jca.apc.org/vaww-net-japan/index.html
「沈黙の歴史をやぶって――女性国際戦犯法廷の記録」

ハルモニたちはスパースターに思える。彼らの伝記は書かれなければならない。

民族差別、女性差別、売春婦差別が重なっている。
お金が払われていたか、どうか、なんでそれが大きな問題となるのだろうか?
強姦されつづけた。
これほどの人権侵害は、とにかく当時の性倫理がどうとかいう問題ではない。

そして、現にその人が生きているのだから、当然、謝罪され、回復されなければならない。

帰り際、ハルモニに会えた。映画では元気だった方が、ひなたぼっこをしていた。他の方が、車まで見送ってくださる。来てくれて、ありがとう、ありがとう、とずっと手を振ってくださる。あなたがそこにいるということを、こちらが余程感謝したいのに、ずっと手を振ってくださる。

***

いま、まだ、また、彼女たちを傷つけようとするものがいる。とても許されるものではないと思う。

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comments
  1. あんず Says:

    私も9月にナヌムの家にいきました。
    カンイルチュルさんの畑仕事をお手伝いできて
    うれしかったです。

    きょうは、大阪の証言集会にいってきます。
    「声」をあげた女性たちの「勇気」と「声」を
    あげられない女性たちの「苦しみ」を忘れてはいけないと思います。

  2. cheerme Says:

    ちょっと前になるけど、
    強制的に慰安婦にされた人はいない、という
    キャンペーンを張っていた新聞。
    あの記事、ゼッタイ忘れないし、許さない。

    妨害、今回もあるのでしょうか。
    混乱なく、関心のある人がみな入場できますように。
    わたしは直接証言など聞いたことがありません。
    早く行かなくちゃ。

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