インパクションから、

インパクト出版会からインパクションが届きました。
朝、(起きると)、トイレに行き、その窓から見える、家々の屋根は、雪が降ったのだろうか、霜が降りたのだろうか、白かった。寒いのだけど実際、地下鉄の駅へと白川沿いの道を自転車に乗ると、どこか春です。どこか空気に少し春のぼーっとした感じがありました。(これは、今年はじめて春を感じたおとといの時候の挨拶)

さて、インパクション、みなさんご存じでしょうか? 「情況」とかと共に京都に来てから、よく目にするようになった、雑誌です。大きな本屋さんの政治・思想や総合雑誌のコーナーや、くせのある本屋さん(近くにあったリーブル銀閣寺がつぶれたことを思い出す、)にはおいてあると思います。

インパクションには、今月のフェミ的、というコーナーがあり、少々硬いかんじのあるインパクションの中で柔らかめだがぐぐっとくるコーナー、フェミニズムの幅を広げ、でもこころはフェミど真ん中というような。
そこで、今月は、いちむらみさこ「Dearキクチさん」がとりあげられています!!!

知人のもりもりあいあいさんが、草稿を読んで、これは私にとってすごくフェミ、っと、そしてこころを動かされて書いてくれたのです。また、東京のみさこさんのいる公園(絵のあるカフェ、エノアール)を実際に訪ねてくださって、そのレポートにもなっています。

もりさんが書いている、いちむらさんの素敵さ、よいところに気付いて受け止めるその幅の広さ、レッテルによって考えないで自分の気づきによって行動をとる感じ、は本当にそうだと思います。私も教えられることも、多く、実際いま本づくりの中でも、私が出してしまう、雑で大声な言葉などを諫められたりします。

いちむらさんとエノアールについてふれた後、もりさんは、「実践のフェミとアートを感じた後だから、横浜トリエンアートはつまらなくかんじたのだ、……、暮らしや人間関係は自家製で発明できるって、当たり前のこと忘れないようにしなきゃ、」と締めくくっています。
今、大阪の強制排除のことや、それに対する反応で、あまりの日本の社会の人権意識の低さに愕然とします。
人権意識(1人1人の人権を大切に思う気持ち)が高く、1人1人の創造性が大切にされ、それが組合わさって楽しい・面白い暮らしを作っていく、
それとは逆の方向にあるような日本の社会の中で、この本を出すことは本当に大事だし、1人1人のこころに届く本のはずだ、そう感じています。

PS いちむらみさこ本の制作遅れています。インパクションの記事の中で、1月中発売に向けてがんばり中とかいてありますが、まだ、発売日をはっきりいえる段階までいっていません。春のうちには、と考えているのですが。ごめんなさい、でも、みなさん、期待をしてお待ちください。お願いします。

PS 今月号の、インパンクションの特集は、改憲と在日米軍再編、というテーマです。今朝は、憲法9条のことをたくさん考えました。もりもりあいあいさんの記事も素敵です。

インパクションから、” に対して1件のコメントがあります。

  1. 田中課長 より:

    TITLE: 読みました

    もりもりあいあいさんの記事読みました。
    かなりぐっときて、そのやり場にこまっていたので、ここで吐露します。いろんなトコで拝借したいとおもいました、もりもりさんのフェミといちむらさんの何か。

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