キョートット通信★第2号できました

 今年の夏も暑かった。「なんとか乗り越えたね、生き延びたね」・・・という独り言が口を衝いて出てしまうほどに、京都は暑かったです。
 キョートットは二階建ての古い町家なので、照りつけられた屋根の熱は一日中、部屋を蒸し焼きにしてくれます。つい恐ろしい表現を使ってしまいましたが、体感的には本当にそんな感じなんです。冷房はもちろん稼働させていますが、いやあ、太陽のエネルギーってすごいなあと。 
 そんな夏をくぐり抜けて秋となり、「キョートット通信」第2号ができました(2022年9月23日発行)。
 
 内容は、この夏開催されたいちむらみさこさん(『Dearキクチさん』の著者、2003年から公園に暮すアーティスト)のトークイベントの記事や、キョートットメンバーによるエッセイなど。少しずつ、会った人に手渡したり、郵送もしていこうと思います。
 もし書店様・ショップ様でご希望がありましたら、希望号・部数を【メールでのお問い合わせ】からご連絡ください。無料でお送りします。
 ※一般の方は当サイトのショップからご連絡ください。本体0円、5通まで送料100円、6通以上は送料200円でお送りします。

 ところで、だいぶ前からお知らせしていた、小川てつオ著『このようなやり方で300年の人生を生きていく あたいのルンルン沖縄一人旅』増補改訂版、事情で作業が中断していましたが、この10月から再開が叶い、組版に入りました。都内の公園で20年暮らし続けるアーティスト、小川てつオの原点となった旅日記です。装丁家の納谷衣美さんが、テキストのもとになった手書きの日記(手紙)を丁寧に読み込み、そのパンクでみずみずしい世界を組版・装丁でも表現。初版とは装いも新たに生まれ変わります。乞うご期待!

 先日たまたま、この本の初版(2005年刊)を読んで下さった読者と、お話しする機会がありました。彼女曰く「読んだときはもう衝撃で、あまりにインパクトが強くて! どうしても著者の小川さんに会いたくて、公園のテント村に行ったんですよ!」

 増補改訂版、初版の読者にも新しい読者にも、広く届けたい! 年内刊行を目指します。