公園テントに住民票 || 30日に強制執行
大阪地裁で、公園テントで住民登録認める判決が出た。当然だが、すばらしい。
朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0127/OSK200601270037.html
本当に本当に当然の判決だと思うが、画期的な判決。
大阪市は、扇町公園に住む山内さんに、公園を住所と認め、住民票を発行せよ、とのこと。
確かに山内さんの被ったことはひどい話だ。
もともと支援をしている知人宅に住民票を置いていた(何人かのの野宿者が置いていた)、が警察から、その知人が公正文書不実記録という罪で逮捕され、そこには住んでないだろう、と追求され、大阪市からも住民登録を取り消すといわれ、それなら、現在住んでいる、公園で住民登録をするというと、それも認められないといわれた。
詳しくは、(釜パトブログ)
http://kamapat.seesaa.net/category/760758.html
住民登録が出来なければ、制度上、基本的な住民サービスもうけられないし、身分証明もしにくいし、国民の基本的権利の行使もできない。
公園、野宿ぐらしの人々が住所として認められない、住民票がとれないことで、どれほどの不都合、人権侵害をこうむっているか。
国民健康保険に入れない。(すべての国民に入る権利があるはずなのに。)
そのため、重病で救急車で運ばれても、たらいまわしにされるなど、適切な医療が受けられにくい。
生活保護をもらえない。
家がない、というのはかなり困っている場合が多いのにそれが理由で、生活保護がもらえない、というのは本当にナンセンスです。
銀行通帳がつくれない、携帯電話がもてない、家を借りる契約が出来ない
それでは、なかなか仕事がもてません。
本当に基本的な権利である、
公教育がうけられない。選挙権がない。
どう考えても、違憲・違法状態です。(つづく)
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大阪市、靱(うつぼ)公園の強制執行、1月30日(早朝から)と決定
現地では、大阪市によってひどいことが行われないよう、たくさんの人に集まってほしいと呼びかけている。