小川てつオ✕稲葉剛 トークライブ@紀伊國屋書店新宿本店

ホームレス文化』刊行記念イベントが、東京で、関西で、続いています。
ご報告がまったくおいついておりません(汗)が、これまで足を運んで下さった皆さま、ご協力いただいた皆さま、場を主催して下さった皆さま、本当にありがとうございます。このHPにも少しずつレポートを公開していきます。

さて、来る11月11日、紀伊國屋書店新宿本店にて、著者の小川てつオさんと稲葉剛さんのトークライブが開かれます!

『ホームレス文化』刊行記念
小川てつオ(著者/野宿者)✕稲葉剛(社会活動家)トークライブ
「暮らしと命への向き合い方」
司会・聞き手=原島康晴(編集者)

日時  2025年11月11日(火) 18:40開場 19:00開演
会場  紀伊國屋書店新宿本店 9階イベントスペース
参加費 1,500円(チケット制)
参加方法 チケットサイトPeatixにて「参加チケット」購入(先着40名)
※詳細は下記をご覧ください
紀伊國屋書店イベントHP

◆案内文より
公園暮らし20年の生活を綴る『ホームレス文化』(キョートット出版、9月刊行)の著者・小川てつオさん。小川さんは、公園の野宿者が作るコミュニティの豊かさに衝撃を受け、ホームレス社会に身を投じました。新刊は、「存在そのもので生きる」野宿者らの姿が丁寧に描かれ、そこにはその人の尊厳を大切にする、著者の隣人への向き合い方が現れています。共有と私有、排除と抵抗、襲撃と対話など、ホームレスの日常から社会を問う「生きた思想の書」ともなっています。

一方、東京の路上で人が死んでいく現実に衝撃を受け、新宿ダンボール村で野宿者と共に過ごし、行動を始めて以来30年。「貧困で人が死なない社会」を求め、現場から社会の変革に取り組んできたのが、稲葉剛さんです。

稲葉さんは『ホームレス文化』をどう読んだのか。顔の見える関係とは何か、支援とは何か、相互扶助とは何か、運動とは何か――小川さんと稲葉さんの接点には、世界への希望が詰まっています。

聞き手の原島康晴さんは、稲葉さんの現場での発信を集めた『鵺の鳴く夜を正しく恐れるために:野宿の人びととともに歩んだ20年』(エディマン、2014年)をはじめ、最近では『だめ連の資本主義よりたのしく生きる』(現代書館、2024年)など、多くの書籍を手掛けてこられた編集者です。お二人をよく知る原島さんが仲立ちとなり、深い対話が拓かれる場になることでしょう!
※現在入手困難な前書を会場で特別販売します。この機会にぜひお買い求めください。

◆トーク終了後、サイン会が開催されます。すでに購入済みの方は当日お持ちください。
対象書籍(会場で販売)
小川てつオ 著『ホームレス文化』キョートット出版
稲葉剛 著『鵺の鳴く夜を正しく恐れるために:野宿の人びととともに歩んだ20年』エディマン