第2回「百年大芸能祭」に参加します!

昨年の百年大芸能祭「はじまりのチンドン」。マレビトさん(右)も来訪!

「百年芸能祭」は、2023年9月に関東大震災百周年を迎えることを契機に、立ち上がりました。

――1923年9月、関東大震災直後、多くの朝鮮人、中国人、標準語を話さない人、社会主義者などが虐殺された。この百年、弱い側に立たされた者の声が、命が、どれだけ理不尽に奪われてきたことか。そんな命の鎮魂のために、歌い踊り、祀りの場を開く、そしてこれからの百年を予祝する!
というプロジェクト。作家の姜信子さんも実行委員の一人です。

以来、日本各地で、さまざまな芸能の場が開かれてきました。
今年、9月29日(日)には「第2回 百年大芸能祭」が大阪で開催されます。アイヌの芸能、江州音頭やおどりねんぶつ等々‥‥‥七尾旅人さんや宮城善光(ナーグシクヨシミツ)さんも登場! バザールもあって盛りだくさん!

◆第2回 百年大芸能祭 開会の辞。命ふるえる檄文、是非お読みください。
https://100year100prayer.jimdofree.com/

ここに、キョートットも<青空ブックマーケット>で参加します。心楽しい出店仲間は、「山の上の本棚」さん(奈良)と「はせしょ」さん(長谷川書店・大阪府島本町)。「広がれ、本。本はあなたです。」のキャッチフレーズのもと、青空の下で本を広げます。

この日のために、出店メンバーでフリーペーパーも作りました。表紙の絵は、はせしょの奥村あきさん。私たちひとりひとりの似顔絵と、本からフワッと立ち現れる、風、雑草、粘菌の広がり‥‥‥何とも素敵な表紙が出来上がりました。ここにチラッとお見せします。

私たちのキャッチフレーズは「広がれ、本。本はあなたです。」
ちょっと不思議な響きですか? 本は、あなた。
本からは、さまざまな声が聞こえてきます。
ぼそぼそ声も、叫びも、あるいは、言葉にならない声、沈黙すらも。
その声はもしかすると、あなた自身も気づいていない、あなたの声かもしれません。‥‥‥
(表紙の言葉より)

今回キョートットは、他版元の本も仕入れました。たとえば『筆跡をきく』(阪神大震災を記録しつづける会)、『海をあげる』(上間陽子)、『ホームレスでいること』(いちむらみさこ)。百年芸能祭に響き合う本だと思って選びました。キョートットの本といっしょに「本を売る」ことも学び、楽しみたいです。

新たな百年をつくるお祭り、ご参加お待ちしています!

第2回 百年大芸能祭<躍り>編
日時:9月29日(日)
会場:大阪 いくのパーク 
開場:10:00
開演:午前11時~日没 
入場無料
主催:百年芸能祭関西実行委員会

※9/29以外にも、「百年芸能祭」イベントは増殖しています。詳細はこちらのサイトページをご覧ください。