7月12日、全国で同時にデモ
札幌の7月5日のデモのとき、逮捕された4人のうちまだ拘留されている3人をとりかえそう、というデモです。
札幌
http://j5solidarity.blog116.fc2.com/
東京・高円寺
http://www.rll.jp/hood/action/20080711034259.php#more
東京・渋谷
http://kaigi246.exblog.jp/8259015/
京都
http://d.hatena.ne.jp/posada/
大阪でもあるとの情報あり。名古屋でもありそうな。
思えば、
私は北海道への出発が一日遅れたため、5日のデモの最中は、まだ船の中でした。小樽港に近づく頃、メールが飛び込んできました。
デモ(peace walk)の参加者は5千人くらい、でも4人が逮捕されたという情報。
それからのG8期間中、私には札幌ー洞爺湖周辺での反G8の日々、交流と表現の濃密な4日間があったのですが、捕まった人にはそれがなかった。逮捕者には一番に準備したスタッフたちが含まれていて、これからの自分たちの表現に期待していたはずなのです。
また、日本では始めてと思える、こんなにインターナショナルなG8抗議活動を努力して作り出してきたその他のスタッフたちが、逮捕された仲間たちに対する救援活動やその他の対策に消耗する姿を目のあたりにしました。一番したかった自分の表現ができなかったのではないだろうか。
それを思うと悔しくて泣きそうになります。
警察は(もっというと日本の世論は、)なにか勘違いしているのではないか。
過剰警備なんていわれるが、彼らが私たちにしていたことは、警備なんていうものではない。
それは表現に対する暴力的な制限、妨害だった。これは今回様々な外国人と交流する中で一番教えられたことでもあった。
G8に来る要人の警備を警察がするというのもまあ理解はできる、またデモのとき交通整理のために警察官が来るというのも全く理解できないわけではない。(デモに来る警察は交通整理のためですよね。)
しかし警察は、簡単にそれを超えて、表現活動の妨害をする。それが当然であるかのように。そして世論もそれが当然だと思っているかのようなのだ。みな表現の自由をどう考えているのだろう。
自由の少ない恐ろしい国(大げさにいっているのではなく)に住んでいるのだということをあらためて実感しました。ここからどのように出発していったらいいのだろう。
PS
反G8の映像は、ここでまとめてチェック!(札幌5日のデモや私も参加した22キロデモの様子なども)
http://tv.g8medianetwork.org/